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Posted by チェスト at

2009年03月25日

アミュ広場で桜島でこん!

3月21日(土)・22日(日)
鹿児島中央駅前のアミュ広場でイベントがあり、
かごしまルネッサンスアカデミー健康環境文化コース第2期修了生
Food’n5が「桜島大根を我が家の食卓へ」と題して、参加しました。




私は、22日(日)にお手伝いに入りました。
お天気は雨。。。どうなることかと心配しましたが、
たくさんの方々に、桜島大根の生スティック・煮付け・皮と葉の油いため・べっこう煮の試食をして頂きました。
鹿児島の方でも、桜島大根を生で食べるのは初めてとのことで、
「あま~くておいしい!」「辛みがない」「びっくり!」など、たくさんの声を聞くことができました。





また、煮付け・皮と葉の油いため・べっこう煮は大好評!
試食の時間前から、大勢の方に来て頂いて、おかわりをする方もいらっしゃいました。
とっても美味しかったです。
子ども達にも大人気でした。




大阪から、奈良県から、山口県などの県外からの観光客の方も、
桜島大根の大きさにびっくり!食べてびっくり!感動されてました。




山下町一二三ビルのレストラン「HONDENO」のご協力も頂き、
桜島大根の彫刻!?バラの花や桜島大根パスタ。。。桜島大根プリンや桜島大根パンの試食もありました。
これもまた、めっちゃ美味しかったです。シェフの吉川さんは、今後も桜島大根のレシピを開発していかれるとのことでした。





世界一の大きさを誇る「桜島大根」
人間に例えると~大らかで細かいことは気にせず、どっしり構えながら、時々ドジっているかわいい人のように思えます。煮込んでも煮くずれしないところは、忍耐強い性格と言えるかもしれません。桜島の大地から生まれたこの大根は、偉大です。

来年のこの季節、我が家でも桜島大根を食べる機会がますます増えていると思います。
桜島大根の料理、挑戦していきます。

今年も第2回桜島大根体験農園~参加者募集中です。



☆ともとも感謝☆  


Posted by かごしまルネッサンスアカデミー 健康・環境・文化コース at 12:34 │Comments(0)

2009年03月16日

南星丸に乗船。。。大木先生と行く鹿児島湾の旅!

3月14日(土)
鹿児島大学水産学部の付属練習船『南星丸』(長さ41.96mの漁船)に乗船し、鹿児島湾の世界的な地形や生物を学ぶ実習です。





お天気は、曇り・・・
桜島には雪が積もって、かなり寒い旅でしたが、船内は、快適です。
まず、緊急時の説明です。(今日、何かあるとこの冷たい海に飛び込まなくてはならいかも・・・)




『緊急時には、短音が7回・その後長音が1回。
救命胴衣を身につけて、海に入ることがあれば、そこで救命胴衣を膨らませる。』

その後は、操舵室で、船長と大木先生のお話を伺いながら~南星丸は鹿児島湾奥へ。





鹿児島湾奥では、「たぎり」を観察しました。
「たぎり」とは~火山性奮起活動により、海底から噴出している熱水や火山ガスのことで、高濃度の二酸化炭素やメタン・硫化水素が、桜島の火山活動の影響で発生していると考えられています。
残念ながら、波があり、画像に残すことは出来ませんでしたが、肉眼では見えました。
ちょうど一年前、2期生で南星丸に乗船した際、遭遇した「たぎり」の画像があります。その日は、とっても良いお天気で、「たぎり」がはっきりと見えました。



(2008.3.15)鹿児島湾奥「たぎり」


そのような、酸性水塊は世界に3カ所あるそうです。
*南極カルデラ内湾
*ナポリ
*鹿児島湾奥
鹿児島湾では、その酸性水塊に「サツマハオリムシ」と呼ばれる、口や消化器官を持たない不思議な生物が存在します。硫化水素を栄養分とするバクテリアと共生していて、世界で最も浅い海に生息していることで有名です。


その後、鹿児島湾奥、水深148m地点と鹿児島湾中央部(甲突川下流)水深38m地点で、地層と海水をそのままの状態で採取できる採泥器(アシュラ)を使い、海底泥と海水を採取し、海底泥を顕微鏡で観察しました。






オウムガイのような有孔虫は、「Nautilus」。
顕微鏡の中をカメラで撮影出来ました。









底生有孔虫は単細胞ですが、しっかり棲み分けをしていて、鹿児島湾の変化が有孔虫を使って理解できます。不思議なことに、色別やサイズ別に見分けることが出来て、ミステリアスな生物です。有孔虫を調査すると、環境がわかります。


鹿児島は、世界で有名な酸性水塊であり、海底泥を採取することで、その環境や歴史が理解できます。海洋学的にも素晴らしい場所であることを、改めて再認識しました。
大木先生の鹿児島湾に対する熱い思いが伝わりました。
貴重な旅をありがとうございます。









☆ともとも☆感謝☆
  


Posted by かごしまルネッサンスアカデミー 健康・環境・文化コース at 17:01 │Comments(0) │鹿児島

2009年03月13日

桜島大根新聞!

かごしまルネッサンスアカデミー健康環境文化コース
2期修了生『Food'n5」の桜島大根新聞が出来上がりました。


桜島大根の歴史をご存知ですか?

カブと桜島大根の違いは?

桜島大根のとっておきレシピ!おいしそ~です☆

2009年度 第2回 桜島大根体験農園参加者募集中です。















3月21日(土)22日(日)に鹿児島中央駅前イベント広場にて、出店いたします。
2期生が応援に行く予定です。



☆ともとも☆
  


Posted by かごしまルネッサンスアカデミー 健康・環境・文化コース at 16:46 │Comments(1)

2009年03月11日

甲突川へGO!(小山次朗教授)

3月7日(土)
小山先生の講義終了後、河川実習です。
河川の水質環境とそこに生息する生物との関係について調査するために、バスに乗り込みました。
鹿児島市郡山町の甲突池から下流へ甲突川を調べます。もちろん、長靴持参です。

まず、甲突池へ。
鹿児島の中心を流れる甲突川の源流は、市街地から約50分。八重山の中腹に湧水が集まる池…甲突池です。
平成20年6月に「平成の名水百選」に選ばれました。
甲突池の周辺には、石積みの棚田が広がり、菜の花とレンゲ草で、春いっぱいでした。
みんなでお弁当を食べ、調査に入りました。





甲突川、各地点3ケ所で、DO[Dissolved Oxygen](溶存酸素)とph・導電率(イオンの量)を測定し、
生物を採取して水質の階級を調べていきました。

甲突池源流近くでは、サワガニが発見されました。さすがに、豊かな水は澄み切ってきれいでした。




そこから、甲突川下流は向かいます。

西郵便局前地点では、グループごとに川に入り、水生昆虫などの生物を採取。
水質階級Ⅰ~Ⅳの指標生物の数を調査することで、川の水質を判定します。





子どもの頃を思い出してか、生物採取に夢中になっている大人たちでした。
日頃、考えたことのないような生物が岩の下に存在し、生きています。

小山先生が、外来種のカナダ藻を見つけました。
なぜか、日本で大量に発生しているそうです。環境省が指定している要注意外来生物の一種のようです。



更に下流の地点、ハートピア前で、同じように調査していきました。





甲突川は、思っていた以上にきれいでした。大変汚い水の生息している、生物は採取されませんでした。
アミカ・ウズムシ・ナガレトビゲラや珍しくカワゲラも採取でき、その小さな存在に自然の不思議を感じました。
下流のハートピア前も、水質階級Ⅲのヒルやミズムシも採取しましたが、下記の調査結果のようにきれいでした。






普段、何気なく甲突川を通り過ぎていますが、小さな生物の存在と川の流れを感じ、
やはり~小さな出来ることから、持続可能な環境を考え行動・実践していきたいと思います。

長靴を履いていたのに、浸水していた小川先生、野村先生…お疲れ様でした。





☆ともとも☆
  


Posted by かごしまルネッサンスアカデミー 健康・環境・文化コース at 21:50 │Comments(0) │鹿児島

2009年03月11日

鹿児島の水環境と循環(小山次朗教授)

3月7日(土)
鹿児島大学水産学部にて、小山先生の講義がありました。



水中の物質濃度を表す単位(mg/L)
1mg/L(1mg/K)=1ppm
10mg/L(10ppm)の塩水は、100Lに1gの塩が溶けていることになります。

水の汚れは、BOD,CODで表します。
BOD〔Biochemical Oxygen Demand〕(生物化学的酸素要求量)とは、最近が汚濁物質を分解するときに消費する酸素量を調べて、汚濁物質の量の目安とするもの。酸素濃度の差を調べます。BODの高い水は、汚濁物質をたくさん含んでいることになり、主に河川の調査で使います。
COD〔Chemical Oxygen Demand〕(化学的酸素要求量)とは、化学薬品(酸素剤)を使い水中の汚濁物質を分解し、間接的に汚れの程度を調べます。CODの高い水も汚濁物質をたくさん含んでいることとなり、海水や湖沼の調査で使います。
海や湖では、光合成による植物プランクトンの酸素量もあり、BOD測定では正確な酸素量が測定できないので、COD測定となります。

赤潮とは、植物プランクトンが大増殖することで、水の色が変わること。
鹿児島湾は、海水の交換が悪い閉鎖的な水域なので、不足していた窒素、リンなどが陸上から流出し、それらを栄養にして植物プランクトンが異常発生します。
また、富栄養化した底泥に、窒素やリンが貯まり、上下の水が混合しやすい春先から初夏にかけて、表層水中層の栄養塩が高くなり、赤潮が発生しやすい状況となります。

鹿児島では、1995年に被害額10億円以上、2003年には、被害額1億5千万を上回る赤潮が発生しました。
赤潮の発生は、気候や環境による植物プランクトンの大増殖という驚異を、改めて認識しました。


また、化学物質汚染とその影響についても、学んでいきました。
海に流入した有害物質は、移流・拡散し、植物プランクトン→動物プランクトン→イワシ→スズキなど、沈降し堆積し、海底生物に影響します。食物連鎖により、人体への影響も引き起こすことになります。特に、環境ホルモンにより、生態系への影響が考えられることと、ダイオキシン類の毒性は、人体内のホルモンのバランスを崩し、発ガン性、妊娠率低下などの生殖毒性、催奇形性、免疫毒性など、様々な障害が出るものと考えられています。



魚に含まれる脂肪の成分で、脳の働きをよくするといわれるドコサヘキサン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)の働きが、ガン抑制効果があると調査された資料もあり、本来の水産物が持つ、偉大なパワーを守っていけるような、持続可能な環境保全を実践することが重要であると感じました。小さな出来ることからです。


その後、河川実習へ・・・続く。



☆感謝☆

  


Posted by かごしまルネッサンスアカデミー 健康・環境・文化コース at 16:25 │Comments(0)

2009年03月09日

鹿児島の郷土料理と発酵食品(福司山エツ子教授)

3月1日(日)
田島先生の講義終了後、さっそく、福司山先生の調理実習です。

鹿児島の代表的な郷土料理である、「酒寿司」「薩摩しゅんかん」「ぶり大根(桜島大根)」を調理していきました。

途中、福司山先生の「食」に対する熱い思いを聞きながら~改めて、食べることを考えさせられました。そして、野村先生の食育ゼミで学んでいることともリンクして、大変興味深いひとときでした。




「酒寿司」は、その昔、島津の殿様が宴を開いてそこで余った海山の幸を飲み残しの酒と一緒に台所の桶に放り込んでおいたら、翌朝、発酵して美味しい酒寿司になっていたという~由来があります。
400年の伝統の味で、郷土料理の中でも豪華な料理であると言われて、全国的にも珍しい料理です。
4~5月にかけての旬の素材(海の幸、山の幸)をふんだんに使い、その素材を独特の寿司桶に、郷土の地酒と漬け込んでいきます。寿司といいながら、お酢は使いません。




その地酒(灰持酒=あくもちざけ)酵素の特徴を生かし、「酒寿司」素材の旨味をさらに引き出し、発酵でお米が糖化し、さらに美味しくなります。
ポイントは、お米は40℃・具は30℃ぐらいになってから盛り付けること。6時間程
寝かせると美味しく頂くことができます。

酒寿司桶は、琉球黒漆塗りで、桶の周りを割り竹の綱が締められています。今は、職人さんが減り、なかなか手に入りにくいそうです。





その他に、豚肉と野菜を煮込んだ「薩摩しゅんかん」と桜島大根を使った「ぶり大根」素材の旨味が深く染み込んだ素朴な味に全員、大感激でした。









2期修了生収穫の大きな桜島大根の解体ショー!?もあり…充実した時間を過ごしました。





「酒寿司」は、持ち帰って頂きました。(食べてから運転すると、飲酒運転になってしまいます。)

時間を置くにつれ、まろやかさが前面に~とても美味しかったです。ありがとうございました。
鹿児島の飲んべぇは、焼酎をふりかけながら、食べるとか・・・









福司山先生からのワンポイントアドバイス
*下処理は、ドライシステムで。
  野菜の皮の処理、ラップ、ピニールなど濡らさないで捨てる。
  濡らすとすぐに腐敗しやすくなる。
*料理の段取りを考えよ。
  2つ先を見越して、器・鍋・ボールなど準備する。
  衛生的なことに繋がる。
*季節の素材を使い、素材の味を大切に。(旬の素材がわかること)


「食育」についても、大変興味深いお話を頂きました。
食べること(台所)は、子育て・自分自身の成長にかかせないことでもあると感じました。感謝いたします。



☆ともとも☆
  


Posted by かごしまルネッサンスアカデミー 健康・環境・文化コース at 14:49 │Comments(0) │郷土料理

2009年03月06日

鹿児島の郷土料理と発酵食品(田島真理子教授)

3月1日(日)
まず、鹿児島の郷土食として、田島真理子先生の講義がありました。






今のような白いご飯を食べるようになったのは、江戸時代のことで、主に都市部の町人が食べていたそうです。
誰でも食べるようになったのは、第2次世界大戦後で、意外に近年のことです。
[弥生時代] 土器で玄米を煮たり、蒸したりしていた。
[奈良時代] 奈良では、朝ご飯に茶粥を食べていた。(固粥=カタガユ)水分の少ないお粥。
[平安時代] さらに水分の少ない固粥(姫飯=ヒメイイ)。今日食べているご飯そのもの。
[鎌倉時代] 煮るから~(煮る・蒸す・焼く)炊くに発展した。
[江戸時代] 中期~炊く(煮る・蒸す・焼く~水分をとばす)焚き干し法が定着した。

強飯(コワイイ)から「おこわ」に…


鹿児島では、
「かるかん」「高麗もち」「かからんだんご」「小豆かん」「春駒」などが代表的なお菓子ですが、
この名前を聞いただけで、お菓子がわかる子ども達は少ないのではないでしょうか。
昔のように、固い歯ごたえの「かるかん」より、現代では、柔らかい「かるかん」が好まれるとのこと。
そのままの郷土料理の伝承というよりも、その時代に即した郷土料理の伝承でいいのだと感じました。
それが、自然な形なのだと思います。

日本の食生活全集として農山漁村文化協会の「聞き書 鹿児島の食事」に、郷土料理や昔ながらのお菓子のことが掲載されています。様々な県の食について全50巻あるそうです。










豊富な食に恵まれる鹿児島の地で生活していることが、嬉しく、大切に思いました。
ぜひ、「かるかん」を手作りしたいと思います。


調理実習へ~続く。。。




☆ともとも☆  


Posted by かごしまルネッサンスアカデミー 健康・環境・文化コース at 16:34 │Comments(0) │郷土料理

2009年03月02日

冬の座禅体験

2月22日(土)

かごしまルネッサンスアカデミー2期修了生の『かごしまプロジェクトX’』が開催した、冬の座禅体験!

この写真を見るだけで、ピンと張りつめた空気を感じます。







「無心とは何か?」
「自分と見つめあう旅」
「自分自身と向き合う」
40分間、半眼で座禅の中で、とらわれない心で過ごすことは、
かなり難しそうです。




その後、住職のさんからお話を伺ったそうです。
『食育』のお話もあったそうです。
「食べる時には、一心不乱に会話をしながら食べること」

前回の食育ゼミで学んだことに、繋がっていきます。

次回はぜひ、参加したいと思います。




☆ともとも合掌☆
  


Posted by かごしまルネッサンスアカデミー 健康・環境・文化コース at 19:03 │Comments(0)