2009年02月25日
社会人ゼミナール(食育ゼミ)
かごしまルネッサンスアカデミー農学博士 野村先生の食育ゼミ第1回が開催されました。
原田信男氏の「食べるって何?」をテキストとして、読み込みながら、それぞれの意見を出し、
議論していきました。

第1章 食と文化 生命と文化をつなぐもの
生命を食べている私たち人間。
食べること、生きることの本質は、生きることは殺すこと。
動物たち・声を上げない植物たち。
人は「殺生」なしでは生きていけない。
生命を食べることこそが、人間が生きていくために、もっとも必要な行為である。
人間は、自分たちに都合のよいように、自然を改変してきた。
食べ物となる生命を利用して、人間の生活が成り立っているから~「共利共生」
文化とは、生まれた後に人年としての集団生活の中で後天的に身に付けていくもの。
食べるという行為は、文化ではないが、どのように食べるかが、文化である。
古くから人間は家族とともに食事をしてきた。
家族が食料を入手するための単位集団だったから。
食の体験などで、大切さを伝えても現実が変わらないのはなぜ?
*やる側の自己満足
*とりあえずやっている(本能的な部分)
*深い意図がなく、手段の部分が目的となっている。
*画一的にやるだけでは表面的な実践である。
人間は単に生きるためだけに、食事をするのではない。
食という問題が、文化の一部というより、その最も重要な部分を担っている。
テキストを中心に様々な角度で、議論し、意見交換していくうちに、食育の中心部分が見えてきました。
その答えの部分がしっかりと腑に落ちて、なるほど。。。満足感いっぱいのゼミとなりました。
深い意図がしっかりと腑に落ちていると、今後のゼミや活動の企画の流れもスムーズに考えることができるのではないでしょうか。
敢えて、ここでは、その中心の部分は綴らないでおこうと思います。
それぞれが、腑に落ちて、感じることが重要な気がいたします。
【書籍のご紹介】
「食農で教育再生」朝岡幸彦・菊池陽子・野村卓 編著(農文協)

☆ともとも感謝☆
原田信男氏の「食べるって何?」をテキストとして、読み込みながら、それぞれの意見を出し、
議論していきました。
第1章 食と文化 生命と文化をつなぐもの
生命を食べている私たち人間。
食べること、生きることの本質は、生きることは殺すこと。
動物たち・声を上げない植物たち。
人は「殺生」なしでは生きていけない。
生命を食べることこそが、人間が生きていくために、もっとも必要な行為である。
人間は、自分たちに都合のよいように、自然を改変してきた。
食べ物となる生命を利用して、人間の生活が成り立っているから~「共利共生」
文化とは、生まれた後に人年としての集団生活の中で後天的に身に付けていくもの。
食べるという行為は、文化ではないが、どのように食べるかが、文化である。
古くから人間は家族とともに食事をしてきた。
家族が食料を入手するための単位集団だったから。
食の体験などで、大切さを伝えても現実が変わらないのはなぜ?
*やる側の自己満足
*とりあえずやっている(本能的な部分)
*深い意図がなく、手段の部分が目的となっている。
*画一的にやるだけでは表面的な実践である。
人間は単に生きるためだけに、食事をするのではない。
食という問題が、文化の一部というより、その最も重要な部分を担っている。
テキストを中心に様々な角度で、議論し、意見交換していくうちに、食育の中心部分が見えてきました。
その答えの部分がしっかりと腑に落ちて、なるほど。。。満足感いっぱいのゼミとなりました。
深い意図がしっかりと腑に落ちていると、今後のゼミや活動の企画の流れもスムーズに考えることができるのではないでしょうか。
敢えて、ここでは、その中心の部分は綴らないでおこうと思います。
それぞれが、腑に落ちて、感じることが重要な気がいたします。
【書籍のご紹介】
「食農で教育再生」朝岡幸彦・菊池陽子・野村卓 編著(農文協)
☆ともとも感謝☆