鹿児島の森林と水循環(舘野隆之輔准教授)
4月5日(日)
舘野先生『鹿児島の森林と水循環』を受講しました。
前日に『鹿児島大学の森(高隅演習林)』実習があり、舘野先生の講義で更に、深められる形です。
1.きれいな水とは?
2.森林と水循環の関係
3.森を伐採すると?
4.鹿児島の森林と水循環
きれいな水とは?と考えながら~きれいでない水のところで、この画像にびっくり!
道頓堀から、こんなものが引き上げられたそうです。
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/20090311/?link_id=RSH02
毎日新聞 09.3.10
状況により「きれいな水」の定義は変わる。
環境のことについて、研究者と住民の関係意識が重要になってくるようです。
森林の機能では、
砂漠化が進む地球で、簡単に木を植えればいいということではない。。。
生態系のことをよく考えて実践することが必要です。
地球環境問題と森林との関わりの部分は、舘野先生の研究内容をもっと聞きたいところでした。
通常、森の木を伐採すると~川の流量は増えるのだが、鹿児島の森林を伐採すると・・・短期的ではあるが、少なくとも水質に関しては、影響は少ないといえます。火山灰が水質浄化に寄与しているのではないか。。。ということです。
【まとめ】
1.きれいな水って何?
状況が違えば「きれいな水」は変わる
2.森林と水循環の関係
少なすぎる水・多すぎる水
3.森を伐採するとどうなる?
森林の機能
(洪水緩和・水量調節・水質浄化・酸緩衝)
4.鹿児島の森林と水循環
~鹿児島での森林伐採試験~
◆環境について、一般的に言われていることが必ずしも正しいと限らない。
(間違っているとも限らない)
◆何を根拠に語られているのか注意することも大切
◆森がきれいな水をつくるのか?
バランスが重要であると感じました。
そのためには、本質を見抜く力が必要になってくるのかもしれません。
話をする立場でも、聞く立場でも客観的に話したり、受け取ることが重要であるのだと再認識しました。
☆ともとも(*^。^*)☆